理事長あいさつ

理事長あいさつ
 

    令和元年を迎え、新しい時代の幕開けを感じます。 国立青少年教育振興機構は「体験活動を通した青少年の自立」を目指して平成18年4月に発足し、わが国初の国立青少年教育施設として設置された国立中央青少年交流の家は今年で60周年の節目を迎えます。当機構が有する全国28の教育施設では、それぞれの立地条件を活かした特色のある活動を展開し、これからの社会を生き抜く力を育てるために必要な自然体験活動、集団宿泊活動をはじめ、多様な体験活動の機会の提供に努めています。当機構の施設は毎年、多くの方にご利用いただいており、7年連続500万人を突破することができました。
 当機構が実施した調査から、子供の頃に体験活動をした経験が多いほど、大人になった時の資質や能力が高くなる傾向があることや、生活習慣が身に付いている子供ほど、自己肯定感等の能力が高くなる傾向があることがわかりました。そこで、社会全体で青少年の基本的生活習慣の確立を推進する「早寝早起き朝ごはん」国民運動や、様々な体験活動の場や機会の充実を図る「体験の風をおこそう」運動を推進しています。
 このほか、幼児期からの体験活動の場と機会の充実、学校教育における教科等と関連付けた体験プログラムの提供など発達段階に応じた取り組みを行っています。また、絵本専門士養成講座、教員免許状更新講習等による青少年の体験活動等に携わる指導者・ボランティアの養成や、経済的に困難な状況にある青少年を対象とした支援事業等にも取り組んでいます。さらに、地域や様々な分野の方と連携し、これからの新しい時代を力強生き抜く子供たちを育てるため、教育事業等の質的、量的拡充を目指した民間企業等との連携や青少年の体験活動顕彰制度の実施、環境や防災など現代的な課題を見据えた新たな取組も進めています。
 今後も、より多くの青少年に安全安心な教育環境を提供するとともに、青少年教育のナショナルセンターとしての機能の充実に努めてまいりますので、当機構の事業運営にご理解・ご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。