法人ボランティア制度
法人ボランティア制度
国立青少年教育振興が実施する「ボランティア養成事業」に参加し、登録することで全国28の国立青少年教育施設のどこでも活動できる「法人ボランティア」になることができます。
ボランティア養成事業
ボランティア養成カリキュラム(下表)に基づきボランティア養成事業が概ね1泊2日から2泊3日で実施します。現在は、毎年2000人近い方が受講しており、ボランティア活動や青少年教育にか興味・関心のある大学生が全体の7割を占めています。
実施期日は、夏休みに実施される事業(キャンプ等)で活動できるよう春先(4~5月)が中心となりますが、施設によっては年2~3回の養成事業を開催している施設もあります。
【ボランティア養成共通カリキュラム】
領域 |
科目 |
研修の内容 |
時間 |
青少年教育 |
青少年教育 |
・今日の青少年教育の課題や発達段階に 応じた体験活動の必要性を理解する。 (講義) |
1.5 |
ボランティア理解 |
ボランティア活動の意義 |
・ボランティア活動の意義について 理解するとともに、ボランティア活動 における心構えや留意点を学ぶ。 (講義) |
1.5 |
青少年教育施設に おけるボランティア |
青少年教育施設における ボランティア活動 |
・青少年教育施設におけるボランティア 活動内容を理解する(説明) |
1 |
・法人ボランティア登録制度について 理解する(説明) |
1 |
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青少年教育施設の現状と運営 |
・青少年教育施設の教育機能や役割、 運営について理解する。(講義) |
1 |
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ボランティア活動の技術 |
・各施設の特性に応じたプログラムに 対応するための知識・技術等を学ぶ。 (講義・演習) |
4 |
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安全管理 |
・応急手当など救命救急に必要な知識、 技術を学ぶ。(講義・演習) |
3 |
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合計 |
13 |
また、より発展的な知識・技能を身に着けるための研修事業を設けている施設もあります。
ボランティア養成事業は国立オリンピック記念青少年総合センター・国立青少年交流の家・国立青少年自然の家の各施設で実施しています。詳細は、及び実施日時はお近くの施設までお問い合わせください。
各施設の一覧は こちら(施設案内)
活動における旅費
各施設での活動にあたっては、活動施設から交通費及び食費、宿泊費の一部が負担されます。原則、交通費には上限が定められています。食費、宿泊費は概ね実費相当額が支給となります。
詳細はボラティア養成事業の際にご説明します。
ボランティア保険
法人ボランティアとして活動する際には、「社会福祉協議会」で受け付けている「ボランティア保険」に加入することを義務付けています。必ず社会福祉協議会の保険に加入して活動に参加してください。万が一、活動中に事故・怪我等が発生した場合、保険が適用されます。保険は使われないことが一番ですが、自身の身を守るためのものになりますので、ご理解ください。
※保険による保証内容の詳細は、お近くの社会福祉協議会へお問い合わせください。
国立青少年教育施設での活動
法人ボランティアとして登録すると、養成事業を受講した施設以外での活動も認められています。各施設でどんな事業を実施しているかは、各施設のHPをご確認ください。