令和2年度調査研究

1.青少年の体験活動等に関する意識調査

 青少年教育関係者が実施する事業の企画立案、運営等に資するため、青少年の体験活動等や自立に関する意識等の実態について全国規模の調査を実施し、有効性や効果について考察する。

2.日米中韓の青少年の意識調査

 日本・米国・中国・韓国の青少年を対象とした意識調査を実施する。平成31年(令和元年)度実施の「高校生のオンライン学習に関する意識調査」の結果を公表するとともに、「高校生の社会参加に関する意識調査」を実施する。

3.読書活動に関する調査研究

 成人(20代から60代)の読書活動の実態や現在の意識・能力、さらには、子供(中学2年生、高校2年生)の読書活動の実態や現在の意識・能力を把握し、子供の読書活動の推進に資する資料を収集する。

4.青少年教育関係施設基礎調査

 全国の青少年教育施設及び関連施設の運営状況、施設設備の概況、事業内容の推移等を分析し、全国の公立の青少年教育施設(県立、市町村立等)、民間の青少年教育施設等に基礎データを提供し、今後の施設運営の一助とすることを目的とし実施する。

5.青少年教育施設におけるけが・病気等の発生状況に関する調査研究

 施設で起きた事故や傷病の発生状況を把握するとともにその傾向や要因を検証し、施設の安全管理の改善や安全対策の充実に資する基礎資料を得ることを目的とし実施する。

6.発達段階に応じた望ましい体験の在り方に関する調査研究

 当機構では、子供の頃の体験と現在の意識や資質能力との関係について調査研究を重ね、子供の頃の体験がはぐくむ力やその成果を明らかにしてきた。
 本研究では、それらの研究成果を基に、各年齢期で求められる体験やそれによってはぐくまれる力を体系的に整理することで発達段階に応じた望ましい体験の在り方を明らかにし、子供の健やかな成長に資する体験を示す体験カリキュラムを作成することを目的とし実施する。

7.子供の感受性の差を踏まえた自然体験活動の効果に関する調査研究

 本研究では、立教大学大石研究室との連携体制の中、環境教育的視点を考慮し、SPS(感覚処理感受性)の高低が、自然体験の効果にどのような影響を与えるかを明らかにする。また、SPSが自然体験の効果を促進し、豊かな感性を育み、心身の健康を良好な状態にする可能性を仮定し、個人のSPS差異を意識したプログラム開発や指導方法開発に発展させることを見据えている。

8.青少年教育研究センター紀要

 青少年教育研究センターにおける研究成果及び投稿原稿を取りまとめた紀要を刊行する。

9.教員の国立青少年教育施設での勤務経験がもたらす資質能力の向上に関する調査研究

 道県教育委員会から国立青少年教育振興機構に派遣された教員が,国立青少年教育施設での勤務経験により,習得・向上した教員に求められる資質能力及び変化した教員としての見方・考え方を明らかにすることを目的とし実施する。