令和元年度(平成31年度)調査研究

1.青少年の体験活動等に関する意識調査

 青少年教育関係者が実施する事業の企画立案、運営等に資するため、青少年の体験活動等や自立に関する意識等の実態について全国規模の調査を実施し、基礎資料を提供することを目的とする。令和元年度では、全国の小学校(4~6年生)や中学校(2年生)、高等学校(2年生)の計900校の児童・生徒約18,000人と、小学生(1~6年生)の保護者約16,000人を対象とした調査を実施する。

2.日本・米国・中国・韓国の青少年の意識調査

 日本・米国・中国・韓国の青少年を対象とした意識調査を実施する。平成30年度実施の「高校生の留学に関する意識調査」の結果を公表するとともに、「高校生のオンライン学習に関する意識調査」を実施する。

3.青少年期の読書活動の実態とその影響・効果に関する調査研究

 子供の頃の読み聞かせや読書活動が、成人の読書活動や成人の意識・意欲・能力に与える影響を検証するとともに、読書活動の経年変化や情報環境の変化との相関等について明らかにすることで、子供の読書活動の推進に資することを目的としている。

4.青少年の発達段階に応じた体験カリキュラムに関する調査研究

 各年齢期で求められる体験やそれによって育まれる力を改めて検証し、それらを体系的に整理することで、発達段階に応じた望ましい体験の在り方(体験カリキュラム)を明らかにすることを目的としている。

5.大学生のボランティア活動等に関する調査

 青少年の発達段階に応じた体験活動の充実方策を検討する上での基礎資料を得るため、大学や短期大学の学生たちのボランティア活動や社会貢献活動に関する意識についての現状を把握することを目的としている。

6.青年海外協力隊帰国者の青少年期の体験活動と現在の意識等に関する調査

 自らの意思で日本を飛び出して発展途上国での協力活動等に取り組んだ青年海外協力隊・日系社会青年ボランティアの帰国者を対象に、幼少期の体験が青年海外協力隊等への参加の意思決定にどのように影響しているか、また、当該対象者が現地での協力活動等を通じて感じた意識・行動等の変化を調査し、帰国後の人生にどのような影響があったかを把握することを目的としている。

7.子供の感受性の差を踏まえた自然体験活動の効果に関する調査研究

 環境教育的視点を考慮し、SPS(感覚処理感受性)の高低が、自然体験の効果にどのような影響を与えるかを明らかにすることを目的としている。

8.青少年教育施設におけるけが・病気等の発生状況に関する調査研究

 教育施設で起きた事故や傷病の発生状況を把握するとともに、その傾向や要因を検証し、教育施設の安全管理の改善や安全対策の充実を目的としている。

9.国立青少年教育施設での勤務経験による資質能力の向上に関する調査研究

 国立青少年教育施設における勤務により向上する資質能力等の有用性のエビデンスを得ることを目的としている。

10.青少年教育研究センター紀要(第8号)

 青少年教育研究センターにおける研究成果及び投稿原稿を取りまとめた紀要を刊行する。