タウンオリエンテーリング

はじめに

 「街」全体を使って、新しいオリエンテーリングを作ってみませんか?
地域の中には、たくさんの発見と感動の種がたくさんあります。

内容

準備するもの
   ・フィールドの地図  ・筆記用具  ・バインダー  ・雨具  ・軍手  ・水筒
   ・タオル  ・リュックサック 等
     ※必要に応じてシルバーコンパス、ゴミ袋、デジタルカメラ等を用意する。
     ※動きやすい服装で実施。
     ※昼食を挟む場合はお弁当
対象
   ・小学3年生~中学生・高校生・指導者
所要時間
   ・60分~5時間
     ※子どもの年齢や体力、実施するフィールドの広さ、課題を解くポイントの量に合
                 わせて自由に設定可能
注意事項
   ・緊急時の連絡体制や対処方法(グループ行動が基本です。ケガや事故が発生したときの
    対処方法)を明確にし、運営側も参加者側もわかるようにしておく。

地域を知ろう

街の中や観光地を利用してオリエンテーリングを作ってみる
(協力して作ってみよう!)

 
自然のフィールドだけでなく、街の中や観光地資源を最大限に活用した
オリエンテーリングを作ってみませんか?
自然の家やキャンプ場の周辺には、地域の宝物がたくさん存在します。
地域の歴史や地名の由来、建造物や史跡、自然などたくさんのワクワク
ポイントを回りながら、その街のことがもっと大好きになる活動です。
さらに、地域の人に協力してもらうことで、より地域と密着した内容の
濃いプログラムとして実施できます。


 作り方 

 ①地図と課題用紙を作成し
   ます。

  ※課題であるポイントを順
   番に回る「スコアオリエ
       ンテーリング形式」と地
       図上のポイントを自由に
       回る「スコアオリエンテ
       ーング形式」の2種類が
       あります。
 

マップ
(作成したマップ)

課題用紙
(課題用紙)

 


実際に歩いて検証する
(実際に歩いて検証する)

 ②検証

  ※用紙が実際機能するのか、対象年齢に見合った内容か、
   要時間が適正か、危険箇所はないか等を実施して、検
       証し、修正を加えます。

 

課題ポイントの活用例

 課題を解くアクティビティやミッションをたくさん用意することで、充実したタウンオリエン
テーリングになること間違いなし!「どんな方法があるのか」「どんな視点で行えばよいか」・・・
活動事例を紹介します。

課題用紙の例

(地域(鳴子温泉地区)に関する課題用紙の例)

<理科学習>
   ・自然観察、森林調査、植生調査、地場産野菜
          や農業について調べる
   ・ ジオパークの見学昆虫採集や岩石採取
       ・水質検査   ・野鳥観察 等

<社会科学習>
   ・歩いてきた道のりを地図に書き込む  
   ・街の人にインタビューする
   ・史跡や寺社を探検する   
       ・商店で買い物をする
   ・地名の由来を探る   
       ・まとめの活動で地図づくり   
   ・教育施設での調査活動や見学    
      ・地域に関する歴史クイズ 等 

<思考>
  ・暗号を解いて、次に行くべき場所を探す
  ・暗号が解けると人名がでるので、その人を
        探すとスペシャルアイテムがもらえる。      
  ・ビジュアル(写真と同じ場所を探す)オリエ
         ンテーリングの導入
  ・電柱から電柱までの距離当て  
  ・流れている小川の水温当て  等

<お楽しみ>
  ・温泉入浴  ・おやつづくり ・買い物  
  ・自然を使った実験(例:温泉卵を作る、太陽光で目玉焼きを作る) 等
<感性>
  ・におい当てゲーム ・自分の気に入った風景を写生 ・季節や感想を盛り込んだ俳句大会   
  ・写真大会  等
<奉仕活動>
  ・ゴミ回収 ・植樹や花植え作業の手伝い
  ・高齢者や障がいのある方との交流 ・農作業の手伝い  等


地域の特色を活かした課題(鳴子温泉の足湯を探せ!)
(足湯の場所をさがして足湯に入る)

 フィールドさえあれば、その土地、その地域に存在する「おもしろ
いもの」をアクティビティポイントとして組み合わせるだけで、地域
オリジナルのタウンオリエンテーリングが実施できます。

 

         ※上記課題用紙の「ミッション③」クリア

 

活動する際のポイント

・街の中を歩くので、交通安全に十分留意することや道路状況(工事中や道の狭い場所、車の往来の激
   しい場所等)を事前に知らせる。また、地図などに危険箇所を明示する。
・競争させるのではなく、「ゆっくり、じっくり観察すること」に主眼を置く。
・活動中は地域の方々への配慮(大声を出さない、道を広がって歩かない等)を忘れないように指導する。

おわりに    

・「フィールド鬼ごっこ」(体験・遊びナビゲーター「あそぶ」参照)と組み合わせて活動することも可
   能です。      あそぶ:「フィールド鬼ごっこ」参照

・「ストーリー性」を持たせることで、ロールプレイングゲームのような冒険心を刺激するプログラム
  に仕上がります。

 

情報提供
国立花山青少年自然の家
  2014年 2月作成

 

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