葉っぱのマッチング
はじめに
この活動は、渡された課題と同じ木の葉を探し当て、葉に直接触り、違いに気づき、また、その葉が生えている木の様子を感じる活動です。さまざまな木々や植物を五感を使って触れてみましょう。きっと違いが、わかるはずです。
内容
準備するもの 対象・人数 適した場所と活動時間 |
1.活動の進め方
〈1〉事前に数種類の葉を数枚ずつ集め、袋の中に入れておきます。20人程度だと、5種類の葉を4枚 〈2〉「これからみんなにプレゼントがあります。何をもらったかは、みんなに内緒にしてね。」 (3〉「どんなプレゼントだったか、こっそり見てみよう。お友達には、まだないしょだよ。」何を配 〈4〉「マッチングゲームに出発です。さあ、同じ葉っぱを持っている人を探してみよう。」 |
〈5〉「手に持っている葉っぱを、見たことが 〈6〉「葉っぱに名前をつけてみよう。」葉の 〈7〉「さあ、手に持っている葉っぱと同じ葉っ 〈8〉森の中を課題の葉を探しながら歩きます。様々な植物と見比べ、探しながら、歩いて行きます。 〈9〉帰ってきたら、今日のグループではなく、いろいろな種類の葉をもった子どもが集まるように、 〈10〉「同じ葉っぱが見つかったようですね。よかったね。」「さあ、おとなりのお友達の葉っぱ |
2.留意点
(1)ペアあるいはグループで森を歩くとき、人員を配置します。
(2)うるし等の危険な植物がある場合は、森の中を歩く前に、実物を見せ、そのものに触らないように
呼びかけます。
(3)見つけた葉を採取する際に、グループで1枚というルールを守れるよう、森の中での活動の際に再度
助言をします。葉1枚の大切さなどに触れ、採取する意味(みんなの勉強のためにいただく)などを話
します。
おわりに
次のような視点で、ふりかえりを行ってみましょう。
①子どもたち同士で、自分の持っている葉の紹介ができたか。
②自分の持っている葉だけではなく、友達の持っている葉にも興味がもてたか。
③子どもたちがどのように五感を使って木々や植物と接していたのかを、友達との話の中から感じ取るこ
とができたか。
情報提供 2011年 9月作成 |