葉っぱのマッチング

はじめに

 この活動は、渡された課題と同じ木の葉を探し当て、葉に直接触り、違いに気づき、また、その葉が生えている木の様子を感じる活動です。さまざまな木々や植物を五感を使って触れてみましょう。きっと違いが、わかるはずです。

内容

準備するもの
     〈1〉課題となる木の葉:数種類・数枚ずつ
         (押し葉にし、パウチしたものを作ると何回も使うことができます)
     〈2〉課題の葉を入れておく袋・あるいは箱

対象・人数
     ・幼稚園年少以上
     ・園児:数人~20人   
     ・小学生以上:1クラス程度

適した場所と活動時間
    ・森や林の中、さまざまな木々や植物がある公園・広場で40分程度

1.活動の進め方

〈1〉事前に数種類の葉を数枚ずつ集め、袋の中に入れておきます。20人程度だと、5種類の葉を4枚
    ずつ。同じ葉を持つ人が4人いることになります。種類と枚数は、人数と子どもたちの実態に合
        わせて調整します。散策をするときのグループ作りになるので、できるだけグループの人数が少
        ない方がよいでしょう。
 


〈2〉「これからみんなにプレゼントがあります。何をもらったかは、みんなに内緒にしてね。」
  全員に課題の葉を配ります。このときに、何を配るのかワクワク感をもたせるように、中身がみ
      えない工夫をした方が楽しいでしょう。配られて合図があるまで、おなかのところで手で隠すよ
      うに伝えましょう。
 


 (3〉「どんなプレゼントだったか、こっそり見てみよう。お友達には、まだないしょだよ。」何を配
      られたのか、こっそりと確認してもらいます。「せ~の」の言葉で一斉に胸の前に出し、みんな
      に見えるようにします。
 


 〈4〉「マッチングゲームに出発です。さあ、同じ葉っぱを持っている人を探してみよう。」
  同じ課題の葉を持っている人を探し、グループを作ります。全員そろったと思ったところから
      座ります。
   このとき、グループの人数が何人かは言わない方がより面白いでしょう。


葉っぱのマッチング
 

〈5〉「手に持っている葉っぱを、見たことが
  ある人いますか?」と聞きます。


〈6〉「葉っぱに名前をつけてみよう。」葉の
  特徴などから、名前を考えてみましょう。
       「どんな名前をつけたかな?」
  人数が少なければ全員に名前を聞いてもよ
  いですが、人数が多ければ、指導者がそれ
  ぞれのグループの様子を見取る程度でよい
  でしょう。


〈7〉「さあ、手に持っている葉っぱと同じ葉っ
  ぱを探しに森の中へ出かけましょう。」
   「同じ葉っぱを見つけたら、その葉っぱを
  グループで1枚だけもらってきてね。」
   「そして、その葉っぱがついている木を
  よ~く見てね。」


〈8〉森の中を課題の葉を探しながら歩きます。様々な植物と見比べ、探しながら、歩いて行きます。


〈9〉帰ってきたら、今日のグループではなく、いろいろな種類の葉をもった子どもが集まるように、
      学校や園で編成されている生活班などのグループで集まります。


 〈10〉「同じ葉っぱが見つかったようですね。よかったね。」「さあ、おとなりのお友達の葉っぱ
           もよく見てみよう。」
    「お友達に、葉っぱにつけた名前を教えてあげたり、どんな木に生えていたのか紹介してあ
          げましょう。」
 

2.留意点 

(1)ペアあるいはグループで森を歩くとき、人員を配置します。
(2)うるし等の危険な植物がある場合は、森の中を歩く前に、実物を見せ、そのものに触らないように
     呼びかけます。
(3)見つけた葉を採取する際に、グループで1枚というルールを守れるよう、森の中での活動の際に再度
     助言をします。葉1枚の大切さなどに触れ、採取する意味(みんなの勉強のためにいただく)などを話
     します。

おわりに

 次のような視点で、ふりかえりを行ってみましょう。
①子どもたち同士で、自分の持っている葉の紹介ができたか。
②自分の持っている葉だけではなく、友達の持っている葉にも興味がもてたか。
③子どもたちがどのように五感を使って木々や植物と接していたのかを、友達との話の中から感じ取るこ
   とができたか。

情報提供

国立立山青少年自然の家

2011年 9月作成

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