協力して火をおこせ!原子火おこし方式

はじめに

 火起こしするための道具はホームセンター等で手に入ります。
 みんなの力が一致したときに、初めて火種ができます。野外炊事を行う前に、みんなの力を一つに
   しよう!

内容

準備するもの
   ・軍手(革が望ましい)    ・もぐさ   ・作業用ロープ(太さ9mm×2m、綿製)     
   ・麻ひもをほぐしたもの   ・チップ   ・ろうそく     ・火きり板     
   ・中心棒(直径12mm×60cm) ・火きり棒と中心棒を固定させる金具を付けたもの)
対象
   ・中学生以上
所要時間
   ・1時間程度
注意事項
   ・やけどを防ぐために必ず軍手(革の軍手が望ましい)を着用します。
   ・服は燃えにくい綿製のものが望ましいです。特に科学繊維の袖の長い服は避けたほうが
           いいです。
   ・防火のため、バケツに水をくみ、近くに準備しておいてください。

 火の起こし方

 1.ロープの真ん中あたりを軽く水で濡らしておきます。 

 2.火受け筒の上に、麻ひもをほぐしておき、その上に
  チップをふりかけておきます。
  麻ひもは、ほぐすと綿ののようにふわふわになります。

              ※麻ひもをほぐした様子→

麻ひもをほぐしたもの 

 3.中心の棒にロープを巻き付け、その両端を2人で持ちます。   

 4.中心棒を上から押さえつける板を1人が両手でしっかり
    持ちます。
  この時、火きり板の上に立ち、しっかり固定させます。
  中心棒は、板に取り付けてある金具にはめ込みます。
                                                                                                      ※金具→
 金具

 5.3人で、最初はゆっくり火きり板に穴をあけるようにひもを引っ張ります。 

 6.火きり板の穴が広がり、煙が出始めたら、リズム良くひも
    を引っ張りましょう。中心棒を押さえる人は、強めに押さ
    えます。
  この時に3人が十分にコミュニケーションをとって、中心
    の木の棒が、まっすぐ立ちながら回転させることが必要
    です。

                                                  ※火起こしの様子→

 火起こしの様子

Point!
 
・時間をかけすぎると、ロープを引っ張る人が疲れ、いつまでも火がつかないので、時間を
       決めて取り組むと良いです。
  ・
決められた時間の中で、グループ内のコミュニケーションを取り、集中力が持続します。
  ・ロープを引っ張る2人は特に疲労が激しいため交代して行えるよう、1グループは4人以上
      
がおすすめです。

7.火種が起きたら、それをもぐさに移し、息をかけて、麻ひもをほぐしたものとチップに着火させましょう。 

8.麻ひもとチップに着火したら、ロウソクに火を付けます。

 おわりに

道具だけを渡して、どうしたら火をおこすことができるのかを、子どもに考えさせることからスタート
させる方法もあります。
このことで、グループの中で試行錯誤しながら火をおこそうとすることをとおして、グループ内のコミ
ュニケーションを深めることができます。この場合、5分ごとに指導者が方法の説明をしたり、ヒントを
出したりしていきます。
ここで付けた火をローソクに灯し、その火を使って野外炊事をすると、昔の人の調理での大変さを体験
することができます。
国立日高青少年自然の家では、原始火おこしのキットを準備してありますので、ぜひ一度体験してください。

情報提供
国立日高青少年自然の家
2014年3月作成

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