竹炭作り

アウトドアって楽しいですね。野外炊事に野外宿泊は家族で楽しんだり、またグループでの研修として行う方もいるのではないでしょうか?もちろんただ野外活動を楽しむだけでも色々な体験学習が出来ます。でも、何かテーマを決めて行うのもなかなか面白いものです。今回は竹炭(竹酢液)をテーマに考えてみましょう。

1. 竹炭ってなに?

竹炭や竹酢液を知っていますか?竹を加熱して炭化させたのが竹炭。その製作過程で出る煙を集めたのが竹酢液です。竹炭作りはやってみるとなかなか楽しいものです。また、竹炭・竹酢液には様々な効能があります。それをアウトドアライフに役立ててみよう。

準備するもの
  ・竹(縦割りして適当な長さに切ったもの)    ・オイル缶     
  ・円筒パイプ(鉄板を丸めたものでも可)     ・ふた用ブロック
  ・まき  ・筒  ・アルミホイル  ・電動ドリル  
  ・金切バサミ   ・スコップ

所要時間
   ・準備、片付けも含めて約12時間

注意すること
  ・竹を割ったり切ったり、火を扱ったりするのでけがややけどに気をつけましょう。
  ・必ず軍手をはめ、夏でも長そで、長ズボン、くつを着用して作業しましょう。

2. まずは竹から

竹炭は孟宗竹を使って作ります。ですが今回はあまりこだわらず竹林から伐採した竹(孟宗竹かも
しれません)を使用します。中央青少年交流の家では8月に「エコキャンプ村」を開催して環境活動
を行いました。その一環として竹林伐採を行っています。その竹を今回使用します。竹炭に使う竹
は、伐採した後3ヶ月ほど乾燥させます。

 (H23年度から所内の竹林が少なくなったことで安定した材料の提供ができません。
    事前にご相談下さい。)

写真:竹林、画像:まめ知識

3. 缶窯作り 

(1) まずはオイル缶

※ 土の窯がよいらしいですが、そこは手作りをモットーにオイル缶
    で簡単に作ってみましょう。オイル缶はこういった物です。→

※ ガソリンスタンドでくれるところもあります。無い場合は聞いて
    みましょう。
    (塗料が気になる場合は缶の中で2~3時間薪等を燃やせば簡単に
     剥がれます)

 


※ 電動ドリルや金切バサミで、オイル缶の底に穴を開けます。→

画像

(2) 次は煙突です

煙突はホームセンター等で購入することも可能ですが、円筒
   のパイプのような物、または鉄板を丸めた物でも代用できます。
 

※ 煙突は長い方が煙をよく吐き出して くれるのでなるべく長く
    しましょう。
    今回は落ちてた鉄(アルミ?)板を使って作ります。
   (鉄板を丸める場合、端と端を折りかみ合わせると
  はずれにくいです)

 画像

(3) 煙突が出来たらそれをオイル缶にくっつけます。

※ 円筒パイプ(煙突)の下に切れ目をいれてオイル缶に空けた穴
  に折り込んでくっつけます。
 

(4) これでオイル缶窯の完成です。

※ 穴開けとくっける作業はちょっと難しいですが工夫してやっ
    てみましょう。

画像

 4. 作る!! 

(1) いよいよ窯で竹炭を作ります。

※ 用意した竹を縦に割り窯に入る長さに切って詰めます。
※ 割った竹でけがをしないように気をつけて作業しましょう。

画像

(2) 次に地面に穴を掘り(これがかなりの重労働)缶窯を入れます。

※ 地面にスコップで穴(40cmくらい)を掘って缶窯をいれます。

※ 缶窯に土をかけて、缶の入口の下のほうに少しすき間(燃やし
    口)を開けてブロックでふたをしたら準備オーケー!

画像

(3) いよいよ火入れです。

※ まず、燃やし口の前で薪を燃やして火を起こし火入れをします。
  (10~20分ほど燃やすと竹に火が移ります)

※ 筒を吹いて空気を送り込み、中の竹を蒸し焼きにします。
 

画像

画像

(4) そしたらひたすら燃やします。

※ そのうち煙が黄色くなります。その煙を集めれば(煙突に割った
    竹などをかぶしてもよい)竹酢液が完成です。

画像

(5) その後、さらに加熱し続けると煙が透明になります。
    (火入れから約2~3時時間)

※ その次点で煙突の穴を狭め、燃やし口も小さくします。
    さらに燃やし続けると竹が真っ赤になります。   

画像

(6) そしたら土をかけ入口を埋め煙突も完全に密閉し
   窯を冷やします。

※ ホントは7時間以上(というか一晩)燃やすのがベスト
    ですが・・今回は大変なので燃やしに2時間半窯冷
    やしに1時間半の合計4時間で完成です。
    (これでも結構できます!)

画像

(7) 土をかけてから1時間半後、いよいよ取り出します。

※ 今回は、開けた瞬間真っ白い灰だらけで・・失敗か?と思いま
    したが、灰をかき分けると・・ 出てきました!!
   缶で作る竹炭は20~30%もできれば成功といいますので、ま
   ずまずの出来です。 

※ では、さっそく竹炭を使ってみよう!!!

画像

5. 使う!

せっかく作った竹炭と竹酢液。アウトドアライフに活用してみよう!!

竹炭を使う

竹炭には、空気清浄効果・消臭作用・湿気吸収・カルキ吸着等様々な効能があります。野外炊事でのご飯炊きやお湯沸かしに使ったり、消臭剤として使ってみましょう。

画像:まめ知識

酢液を使う

竹酢液には、殺菌・消毒効果や美肌効果(アトピーにも効くといわれています!)があり、入浴剤として使用されています。また、防虫効果があり、さらに虫さされに塗り薬としても利用できます。野外宿泊するときテントの周りにまけば、蚊よけになりますので、まいてみましょう!!

画像:まめ知識

アウトドアライフはちょっとした工夫で何倍にも楽しくなります。色々試してアウトドアの達人になりましょう!!!

   ダウンロード用PDF

    竹炭つくり(PDF/214KB)

情報提供

中央青少年交流の家

2003年作成

ページの先頭へ戻る