神話の息づかい「まが玉づくり」

はじめに

 古代より神宝とされ、その形に神秘的な力を感じる「まが玉」。古代の人たちとほぼ同じような方法で石を削って,世界に一つだけのまが玉をつくろう。

内容

準備するもの
   ・材料セット(まが玉用の石(滑石)、木のビーズ、紐)    
   ・紙やすり3種類(粗目#80、細目#600、耐水ペーパー#1000)
   ・キリ ・作業用杉板 ・水入れ ・布きれ ・新聞紙 ・ごみ袋

対象
   ・小学生~

所要時間
   ・1時間~2時間

注意事項
   ・まが玉用の石(滑石)は、とても軟らかいため、落としたり衝撃を与えるとこわれます。
    取り扱いには注意しましょう。
   ・削り落とした粉がたくさん出ます。毒性はありませんが、目や口に入った場合は水で洗
    い流してください。

 作り方

  ※削った粉がたくさん出ます。作業を始める前に、机の上に新聞紙を敷きましょう。

下絵

1.下絵
  まが玉用の石に、作りたい形と、紐を通す穴を開ける
    場所の下絵を描きます。
 


穴をあける

 2.穴をあける
    キリで紐を通す穴をあけます。


形を作る
            (写真ー1)
 

くぼみを削る

           (写真ー2)

角を削る
           (写真ー3)

丁寧に削る

           (写真ー4)

 3.形を作る
  ①粗目の紙やすり(#80)で大まかな形を作ります。
   粗目の紙やすりを敷いて石をこすり、周りを荒削り
        します。
                               (写真ー1)

   

  ②くぼんでいる部分は細い棒(鉛筆など)に紙やすり
         を巻きつけて削ります。(写真ー2)

  ③全体の形ができたら、角の部分を荒削りします。
              (写真ー3)

   ★point★
     まが玉の側面に中心となる線を書き、表面か
              らその線に向かって削ると上手に角が落とせ
              ます。           (写真ー4)


形を整える

  4.形を整える
    ①細目の紙やすり(#600)で丸みが出るように形を
     整えます。
     細目の紙やすりを手に持って角や傷をとるよう
              に磨きます。


表面を磨く
           (写真ー5)

まが玉

           (写真ー6)

 5.耐水ペーパー(#1000)で表面を磨いて仕上げます。
   耐水ペーパーに水をつけながら、表面の細かい傷が
        なくなるように磨きます。(写真ー5)

   

   表面がつるつるになったらまが玉の出来上がり。                                                                   (写真ー6)


紐を通す

 ⑥紐とビーズを通したら完成です。

 

  ★point★
   自動車用のワックスや、食用油などを使って磨けば
        さらに艶がでます。

おわりに
 

 ・丁寧に磨くほど、丸みを帯びて艶のあるよい作品を作ることができます。 

 ★まが玉一口メモ★
  神秘的な形をしたまが玉。「古事記」には、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した後
      出雲の『まが玉』を天照大神(あまてらすおおみかみ)に献上され、それが三種の神器のひとつ
      となった、と書かれています。古代の人たちとほぼ同じ方法でまが玉を作ることをとおして、
      神話の息づかいにふれる体験をしませんか。

情報提供
国立三瓶青少年交流の家
2014年3月 作成

 
 

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