ススキのふくろう

はじめに

 「ふくろう」は「不苦労」、「福籠」または「福老」とも呼ばれ、苦労知らず、福が籠る、不老長寿の縁起物として人気の高い鳥です。また、ギリシャ神話ではミネルバの従者として知性、学問、工芸の象徴ともなっています。
 木や焼き物などで作った「ふくろう」もありますが、今回は身近にある素材「ススキ」を利用してかわいい「ふくろう」を作りましょう。穂が出てすぐのススキを刈り取って乾燥させ、眼には黒豆、くちばしはカヤの実を使いますので、自然に親しむこともできます。      
 ※ 曽爾高原内は「室生赤目青山国定公園」のためススキを採集することはできません。

内容

準備するもの
 ・ 穂が出てすぐのススキ
   ※ 穂下10cm程度のところで刈り取って乾燥させます。
       (乾燥の目安:よく乾燥した風通しの良い所で、穂が完全に開くまで乾燥させます。)
   ※ ススキの穂は、1つのふくろうを作るのに20~30本ほどあるとよいでしょう。
 ・  「目」と「くちばし」になる木の実(黒豆やカヤの実など)
 ・ 輪ゴムか針金 ・ はさみ ・ ボンド ・つまようじ

対象
 ・ 幼児から大人まで
  ※ただし、幼児は必ず大人の補助が必要です。

所要時間
 ・30分~1時間程度

注意
 ・針金でけがをしないように気をつけましょう。
 

1.作ってみよう-頭の部分を作ります-

ススキのふくろう2


 

 

頭を作る
(1)すすきを5~6本束ねて、輪ゴムか針金で固定
     します。

穂を針金で留める
(2)穂先から3分の2ぐらいのところを針金で留
    めます。

穂をひっくり返す
(3)穂を外側にむけて返し、針金で固定します。

頭の完成
(4)頭の部分が完成!
  穂がピョンピョン飛び出てくるのでうまく
    入れ込んで整えます。
  ※ 最後にはさみでカットするので少し出
          ていても大丈夫です。

2.作ってみよう-胴体の部分を作ります-

ススキのふくろう7
 


 

 

すすきをあてがう
(1)頭の部分にぐるっと一周(ライオンのたてがみの
    ように)ススキの穂をあてがいます。針金で固定
    します。
   ※ おなか部分になるところには、完成したとき
         に見栄えが良いように白っぽい穂を集めるの
         がポイントです。

おなかと背中をつくる

(2)おなかと背中部分を外側に返します。
     背中はふわっとふくらみをもたせます。
   左右に翼になる部分を残します。
  ※ この時点で針金で仮止めしておくと作業
          がしやすいです。

針金で固定する
 (3)翼は背中部分と同じようにふくらみを持たせ
  て(ハート型をイメージして)外側に返し、
  針金で固定します。


 

3.作ってみよう-耳の部分を作ります-

ススキのふくろう11


 

すすきのふくろう12
(1)残しておいたススキ(2本程度)の茎の部分を短く
  カットして、頭部分に差し込みます。

すすきのふくろう13
(2)はさみで点線のようにカットします。

4.作ってみよう-目とくちばしを仕上げます-

ススキのふくろう14

(1)用意しておいた目とくちばしになる木の実に穴
    を開け、木工ボンドを使って爪楊枝を取り付け
    ます。

ススキのふくろう15

(2)目とくちばしを顔の部分に差し込みます。

5.作ってみよう-土台につけます-

ススキのふくろう16(1)ふくろうを土台に差し込みます。                           

土台につけた図

(2)飛び出した穂をはさみでカットし、形を整え
    ます。


6.完成

完成!

いろいろな表情のふくろうができます。

おわりに

 目とくちばしの付け方で、「ふくろう」はいろいろな表情を見せてくれます。木の実が手に入りにくければ、手芸店のパーツや紙に目を書いて貼り付けてもおもしろいですよ。
 また、ふくろう作りの材料となるススキは、皆さんの家の近所にも茂っていますので、気軽に作ってみましょう。

 ところで、国立曽爾青少年自然の家がある「曽爾高原」はススキの大草原で有名です。特に秋の曽爾高原は、ススキの草原が夕日に照らされて金色に光る絨毯のように見える様は本当に見事です。 
 

情報提供

 国立曽爾青少年自然の家

2011年 9月作成

つくる

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