山で雷にあったら

はじめに

落雷による事故はいのちにかかわるもの。山でこわい雷にあっていまったらどうすればいいのでしょう?
山で雷にあわないための備えとして、インターネットやラジオ・TV等で、天気に関する情報を取得しておきます。
夏は快晴の時ほど急に雷雲が発達しやすいので、こまめに空を観察しておいて、雷の予兆があったら、はやめに下山・待避等の措置を講じましょう。

 山で突然雷にあってしまったら

場所

まず、避難場所を探します。
建物があったら中に入ります。
建物がない時は、森林など、なるべく周囲より自分が突出しない場所を探しましょう。川原や草原など開けた場所や、山頂や丘の上など突出した場所は避けます。高い木を避雷針代わりに使う場合は、幹から、目測した木の高さの半分くらいの距離の所にしゃがみ込みます。遠すぎると避雷針の効果が薄くなり、近すぎると落雷時に側撃(そくげき)※を受けやすくなります。なお、最低でも幹や枝先から2メートルは離れるべきなので、4メートル以下の木は使えません。

高い木を避雷針にする場合

 

 

撃(そくげき)とは?

  落雷を受けた物や人の近くにいると自分にも
  電気が移ってくる場合があります。

きけん場所の例

建物の側は側撃を受けやすいので避けたほうがいいです。

危険な場所の例

高い木の側は大変きけんです。
 

 

姿勢 

なるべく低い姿勢をとりましょう。
うつぶせなど手足を地面につけると、木などへの落雷の電気が地面を伝わって体に流れてくる可能性があるので注意しましょう。

良い姿勢

姿勢はなるべく低く!
足を開いていると、電気が体の中を通りやすくなるので、両足をそろえてしゃがむのがよいです。

 ※足を交差するよりそろえる方が電流が流れ
  にくいです。

 

注意すべき場所

屋根や壁がしっかりした建物があって中に入れれば、万一その建物に落雷しても、電流は表面を流れやすい表皮効果や、壁面で閉ざされた空間は守られているファラデーゲイジの法則から、内部は比較的安全です。つまり、車の中も、(金属部分に触ってなければ)外より安全とされています。
注意が必要なのは、中に入れずに軒先に立つ場合です。ゴルフ場で、あずまやに落雷した際、軒先に立っていた人が側撃で弾け飛び、死亡した例があります。

 

 ※ みなさん、気をつけましょう!

   

情報提供

国立阿蘇青少年交流の家

2003年作成

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